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ナショナルバイオリソースプロジェクト メダカゲノムについて

メダカゲノムデータ

このページで公開されているメダカゲノムデータは、平成14年度文部科学省ナショナルバイオリソースプロジェクト「ゲノム解析等」によって実施されたニホンメダカ(Oryzias latipes)のゲノム解析よって得られたものです。

解析にはメダカ近交系 Hd-rR* が用いられました。この系統は放射線医学総合研究所の石川裕二博士から提供されました。また、そのDNAは東京大学の武田洋幸博士から提供されました。

ゲノム解析は国立遺伝学研究所および理化学研究所によって、ホールゲノムショットガン法によって行われました。

約100万リード、726Mbpの情報が含まれています。メダカのゲノムサイズは約800Mbと推定されていますので、全ゲノムの0.9×分に相当します。

Hd-rR系統

*Hd-rR系統は名古屋大学の山本時男博士(1953)によって樹立されたd-rR系統から、放射線医学総合研究所の田口泰子博士(1990a, 1990b)によって近交系化されたものです。体色が雄は赤く、メスは白いので、体色で性を判別することができます。南日本集団(Sakaizumi et al.,1983)に由来すると考えられます。

d-rR系統(上は雌、下は雄)、撮影 山本陽子



参考文献
  • Hyodo-Taguchi, Y. (1990a): Inbred strains of the medaka, Oryzias latipes. Fish Biol. J. Medaka 8: 11-14.

  • 田口泰子(1990b):近交系とその特性、メダカの生物学(江上信雄他編、東京大学出版会、東京)pp.129-142.

  • Sakaizumi, M., Moriwaki, K. and Egami, N. (1983): Allozymic variation and regional differentiation in wild populations of the fish Oryzias latipes. Copeia 1983: 311-318.

  • Yamamoto, T. (1953): Artificially induced sex-reversal in genotypic males of the medaka (Oryzias latipes). J. Exp. Zool. 123: 571-594.

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